黒死牟は上弦の壱の鬼で、鬼の中でも一番強いと言われています。
しかしまだ謎が多く今わかっているのは日の呼吸の使い手ではないかと考えられていることです。
上弦の壱とは鬼の中でも圧倒的な強さを誇っています。
鬼の中にはランクが作られており「十二鬼月」と呼ばれている12人の鬼たちが存在しています。
下弦の鬼達は短い間で何回も入れ替わることがありますが、上弦の鬼は100年以上の間ずっとメンバーが変わることがありませんでした。
鬼のランクには、下弦は陸から壱まで、上弦も陸から壱までのクラスがあります。
数字が小さくなるほど鬼の強さは強くなり、一番強いのは上弦の壱です。
その上弦の壱である黒死牟はとてつもなく恐ろしい強さの鬼であると考えられます。
黒死牟は十二鬼月の中でもとても目撃されていることが少なく謎に包まれていますが、一説によるとその風貌や装備は”剣士そのもの”であり、鬼殺隊が組織される以前に何らかの呼吸の使い手が鬼舞辻に挑んで、逆に取り込まれたのではないかと噂されています。
>【鬼滅の刃】黒死牟の特徴的な見た目

黒死牟は着物を着て袴をはいており、髪は長く顔に始まりの剣士と同じ痣があり、目が6個もあります。
鬼という生き物は、全員鬼舞辻無惨から血を入れられて鬼になっています。
顔に6個もある目は、鬼の目に変化しているので、それだけでもとても怖そうです。
>【鬼滅の刃】多くの事を語らない性格

寡黙な性格のようで、会話に「・・・」がよく入る独特な間を取った話し方です。
>【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨から一番信頼されている?

黒死牟は鬼舞辻無惨から信頼をされており、しかも戦闘にだけに特化すると、鬼舞辻無惨よりも強いのかもしれません。
>【鬼滅の刃】明かされない黒死牟の強さ

始まりの剣士の一人とも言われていて、またその実力は猗窩座の力でも絶対的に、敵わないようです。
序列を重んじる性格なので、童磨に対する猗窩座の横柄な態度に業を煮やし腕を切り落とすこともしています。
>【鬼滅の刃】黒死牟にある痣とは?

黒死牟のからだには特徴的な痣があります。
その痣は、最強の剣士と言われている日の呼吸の剣士に出るものではないかと考えられています。
>【鬼滅の刃】「日の呼吸」の使い手?

鬼滅の刃には呼吸法という大切なものがあります。
『呼吸法』とは、鬼殺隊の面々が鬼と戦う際に使用する操身術です。
鍛え抜かれた肺により、体の細胞の隅々にまで酸素を行き渡らせることで、身体能力を格段に引き上げることができます。
これを『全集中の呼吸』と呼び、鬼殺隊士はこの『全集中の呼吸』を応用して、技を繰り出します。
鬼殺隊士が使う剣技にはいくつかの流派があり、『○○の呼吸』と言われています。
剣士である『柱』は、『水柱』『炎柱』のように使用している呼吸によって呼称が変わります。
現在、鬼殺隊士たちが主に使用している呼吸が『水の呼吸』『雷の呼吸』『炎の呼吸』『風の呼吸』『岩の呼吸』の5つである。これらの呼吸から『花の呼吸』『霞の呼吸』『蟲の呼吸』など、様々な呼吸が派生しています
そんな呼吸の中には「始まりの呼吸」と言われている「日の呼吸」があります。
日の呼吸は今現在の鬼殺隊の隊士たちの中で扱う人間は存在していません。
そのため最強の呼吸法という事で伝説になっています。
主人公の炭治郎は、なぜか父親の踊っていた舞が日の呼吸の一つの型だった事を知り、技として使うことができるようになりました。
>【鬼滅の刃】炭治郎の夢に出てきた?

炭治郎は、ある晩夢を見ました。
その夢では炭治郎の父と顔に痣がある剣士が話をしているといました。
その夢に出てきた剣士は、黒死牟によく似ていました。
黒死牟は炭治郎の夢に出てきた剣士かもしれないと言われていますが、黒死牟の方が痣が多いので、同一人物なのかは今はわかっていません。
しかしその剣士は炭吉と呼ばれる人物と話をしているところがあるため、炭治郎は始まりの呼吸の剣士の直系の子孫ではないと思われるのです。
>【鬼滅の刃】謎に包まれた黒死牟の過去とは?

黒死牟は鬼になる前になにをしていたのか、また黒死牟はどのような人間だったのか判明していません。
顔の痣はかつて鬼殺隊の隊士の証だとしても、耳に太陽の紋章の耳飾りが黒死牟にはありません。
見た目は以前の日の呼吸の剣士たちと同じです。
しかし顔の痣は日の呼吸の剣士が現れると、まわりの他の呼吸の使い手の剣士たちにも出ると言われています。
黒死牟は痣があるので日の呼吸の使い手である剣士がちかくにいたとも考えられます。
何らかの呼吸の使い手であったことは明らかで、鬼殺隊の隊士として戦っていたのかもしれません。
もしかすると今後の物語の中でだんだん過去について明らかになっていくのではないでしょうか。
黒死牟には、何か鬼殺隊や炭治郎の家族たちと関わりがある事も予想されています。
>まとめ

上弦の鬼たちの存在は前々から明かされていましたが、黒死牟の素顔や能力などは全く分かりませんでした。
しかし、上弦の鬼最強の黒死牟とヒノカミ神楽の使い手がよく似ていた事がわかりました。
黒死牟は和服を着ていて、しかも刀を所持していたので、その姿からなんとなく鬼殺隊の隊士を想像してしまいますが、情報は謎に包まれていました。
それに彼の後ろ姿がヒノカミ神楽の使い手である炭次郎の親父 とよく似ていたのです。
炭治郎の夢の中にもよく似た人物が現れていました。
そんなに強かった黒死牟がなぜ、鬼舞辻無惨に屈してしまい、鬼になってしまったのでしょう。
彼は鬼殺隊の隊士たちと同じように刀を所持していたため、鬼になる前は鬼狩りをしていたのかもしれません。
今現在も上弦の鬼の中で一番強い鬼なので、鬼になる前の状態でも相当強かったのだと思われます。
黒死牟は、日の呼吸の使い手で、始まりの呼吸の剣士と何らかの関係があるのではないかということも考えられます。
それから最初の鬼である鬼舞辻無惨をその昔、あと一歩の所まで追い詰めた「耳飾りの剣士」と、黒死牟はとても良く似ています。
未だにこの「耳飾りの剣士」に怯えるほど、無惨の記憶に刷り込まれているようです。
実際、炭次郎の耳飾りを見た無惨は、態度を急変させて炭次郎に喰ってかかり、その後も異常な執着をみせました。
その後も無惨に「耳飾りの剣士」の記憶が蘇る事から、二人にはかなり深い因縁があるのがわかります。
当然、黒死牟=耳飾りの剣士であれば、黒死牟は日の呼吸の使い手が”鬼”になったということですね。
つまり、最強の鬼狩りが鬼になったのですから、あり得ないほど強いことが想定できますね。
無惨よりも強い可能性があります。
それからもし黒死牟が耳飾りの剣士だとしたら、耳飾りは「日の呼吸」を伝授された事により炭吉の耳飾りだけ残り、自分の耳飾りは抹消されてしまったのではないでしょうか。
無惨の血により鬼になったという事も考えられるけど、黒死牟が耳飾りの剣士とは同一人物ではない可能性もあるのではないでしょうか。
このように強さや過去、炭治郎との関係などわからないことが多い黒死牟です。
炭治郎や鬼殺隊とどうなっていくのでしょうか。
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